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二人でピッピを読んでいます

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 親野智可等先生によると、よくぼーっとしている子は、実は感性の豊かな子、芸術系であることが多い。だから、人の話を聞いていない!といちいち叱ったりせず、あえて目をつぶって、その代わりその子の良いところを伸ばしてやったほうがいいのだそうです。
 そして娘も、私の話を聞かずにどこか一点をじっと見つめていることはよくあります。それは例えば、バレエのレッスンが終わった後の更衣室でのことです。近くで着替えているお友達の会話を、盗み聞きという訳でもなく、話に入りたい訳でもなく、じっと聞き入っているのです。実際問題として、急いでいるので「早くしなさい」と促してしまうことも多いのですが、ああいう時こそまさに「ネイティブスピーカーの生きているドイツ語会話を聞いて、表現を吸収し、語彙を学んでいる」貴重な時間なのではないかと思うのです。
 と、一見「ぼーっとしている」ことの多い娘ですが、頭の中ではそれなりの思考が行われているのではと推測(期待)し、下手に急かすことなく彼女のペースを尊重してやりたい、という気持ちもあるにはあるのです。宿題をしている最中に「知ってる? はるかね、起きてても夢が見られるの。今ね、キティちゃんがここを通っていった」と真顔で言う子です。私に余裕さえあれば、一緒に楽しむこともできるのです。

 が、しかし、現実には毎日のように宿題が出るし、テストの準備もあるし、いやもうそろそろ、ぼーっとしてばかりもいられない。残念なことに、ここスイスの学校システムは、遅咲きの子どもには不利です。小学生のうちに将来の進学コースがだいたい決まってしまい、変更は相当難しいようです。
 いや遅咲きだ、大器晩成だなどというのは私の勝手の思い込みかもしれない。娘の好きなことは漫画、手芸に工作、そして歌と踊り・・・・・・やはりお勉強系ではなく、アーチスト系なのでは。好きなことをしている時、脳は活性化するというし、成績がふるわなくてもそれはそれで結構だと思っていたのです。
 が、夫はそれを許さないのでした。私と違って優等生だった夫は、娘が大学進学コースへ行かないなど論外だと言います。3年生になってから、テストの結果がはっきり示されるようになり、日本語のことしか頭になかった私もさすがに慌てました。とにかく低いレベルの中学に進学するなんてことになり、娘が、朱に交わって赤くなっていくことを怖れるのです。
 算数は、理系の夫に頼んだところ、始めのうちこそ「はるかは歌手になるんだから! 算数なんか何の役にも立たない!」などと言っていましたが、最近はやればできるということがわかってきたようです。しかし3年生になってドイツ語の、特に「語彙の少なさ」で苦労させられています。

 スイスは母国語(正確には、親の出身国の言葉)学習を奨励しています。日本語学校の成績が現地校の成績表に記載されるのです。日本語が得意な娘にとって、これは大変有り難いことですが、来年度こそはドイツ語ももうちょっと成績が上がりますように。国語はすべての教科の基本ですからね・・・・・・。
 はい、家庭で教えられるよう、私もドイツ語を頑張ります! 理想は親子で一緒に、楽しんで学んでいくこと。今は二人で、「長靴下のピッピ」をドイツ語と日本語で毎晩少しずつ読んでいます。


 ↓ブログでご紹介いただきました。ありがとうございます!!

 読書好きの本棚 ~猫好きなゆずっこの徒然日記~


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ど、ど、ドイツ語です・・・

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みなさまへ

 お元気でいらっしゃいますか? 長いことブログを放置していたら、またまた荒地と化していました。
本当にこの広告、放置しているということが一目でわかってしまって嫌ですね。

 実は、今年に入って「ドイツ語学習」に力を入れていたために、更新を怠っていました。
 そうです、私はスイスのドイツ語圏に住みながら、ドイツ語をさぼっていたのです。そんなことで生活できるのかって?
 それができるんです。ここは特に英語、イタリア語を理解する人が多く、こちらがたどたどしいドイツ語を話そうものなら、待ってましたとばかりに英語に切り替える人が残念ながら多いのです。それをいいことに、さぼっていたのです。やる気がなくなる理由はほかにもあって、実はスイスドイツ語が幅を利かせているために、いくら学校で標準ドイツ語を勉強したところで、実際に人々が話す言葉は別のもの、という事情があったからなのです。
 しかし、このスイスドイツ語ももともとはドイツ語から派生したもの。やはりドイツ語の険しい山を越えなければ、何も始まらないのでした。

 娘もおかげさまで、小学3年生を修了しようとしています。とにかく娘のお友達とコミュニケーションがとれないこと、それが私のストレスになっていました。聞いてもわからない、話せない。娘に通訳をいちいち頼んでも、どうやら都合のいいことしか言っていないような気がするし、彼女たち同士の会話も母としては聞き取りたい。
 そこにきて、もっと大きな問題は、娘のドイツ語の宿題を手伝ってやれないことです。算数は夫に任せられますが、ドイツ語はやはり私が担当しなくてはという切羽つまった状況の中、とうとう決断しました。
 日本では国語の時間に漢字の学習がありますが、スイスでは文法を習うのですね。今まさに私がやっていることを娘も宿題でやっているので、一緒に勉強できるのが嬉しいです。

 スイスに来た当初は、私も張り切って毎日ドイツ語学校に通っていましたよ。しかし娘が幼稚園に入園したと同時に自由を謳歌したくなり、やめてしまって、そのまま忘れかけていました。当時は初級後半から中級前半といったレベル。それを取り戻すのが当面の目標です。知っている単語も、なかなかアウトプットするとなると難しかったのですが、今のところ、だいぶ口から出てくる場面が増えてきたように自分では思っています。今までやる気がなく、理解しようともしていなかった広告やポスターも、ちゃんと読んでみると意外と理解できたりするんです。私はもともと語学畑にいたという過去をにわかに思い出しました。勉学に励んでいると、まるで若い頃、語学留学していた頃のように感じたり。 
 そしていずれは、娘もそんな母の姿を見て、「私もドイツ語がんばろう」なんて思ってくれないかな、と期待してしまう母です(最近の娘は放っておくと、ドラえもんを読みふけっているのです、日本語で・・・)

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