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行ってみたい国はヤーパン(日本)



 先日のドイツ語会話クラスで出た質問。あなたが行ってみたい「夢の旅行先」はどこですか?
 各自が考え、順番に行きたい国名を発表することになった。
 
 私は時間とお金があるなら、まず思い浮かぶ渡航先は日本で
ある。が、ここで里帰りの話をしても仕方ない。
 となれば、やはり一度は中国に行ってみたい。それも北京や
上海ではなく、桂林やチベットあたりに強く魅かれる。クラスメイトにチベット人を良く思わない中国人女性がいるので、そこはあえて言わないが。
 もうひとつ挙げるなら、南アメリカのどこか。神秘的な古代文明や、非日常の極致というイメージがある。あまりの遠さに、本気で行こうと思ったことがない(そんな時間とお金があったら日本へ
帰りたい)。
 
 その日の出席者は8人、出身国はアジアと欧米が半々という
構成。先生はスイス人である。
 それで、彼女たちはどこへ行きたいか。「ニュージーランド」や
「カナダ」などの回答が出る中、なんと 「ヤーパン(日本)に行きたい」と答えた人が3人もいたのである。中には人の回答を聞いて
思い出し、「そういえば私も行きたいわ」と言い出す人もいて、
計4人、実に半数が、日本旅行を夢見ていると判った。
 これには驚いた。日頃、「スシはおいしいわよね~」とニコニコ
言ってくる英国人のおばさんならわかるが、今まで一言も日本について聞いてきたことのないベトナム人女性までが、日本への
想いを内に秘めていたとは。
 これはどうやら、最近の「クールジャパン戦略」が実を結びつつ
ある証拠ではないか。最近は、スイスにおける和食の認知度が
格段に上がり、もはやスシだけに留まらない。テレビでも、日本を取り上げた番組は増えているような気がする。

 私は安倍政権の「観光立国政略」だけは高く評価し、注目もしている。「妻に連れられ来日し、日本びいきになった」という人は周囲に多いのだ。日本は観光国として立派にやっていける資源が少なくないのに、治安が悪化するという不安やら何やらで、歴代政府は重い腰を上げようとしなかった。
 観光資源とは、なにも最新技術を駆使した電化製品や築地の
新鮮なスシ、はたまた京都のしっとりとした風景の中の雅なお寺
ばかりではない。うちの夫曰く「日本人そのものが面白い」。日本人の仕草や言動はまるでアニメの登場人物のようで、日本では
アニメの世界に入り込んだような錯覚に陥るのだという。
 別にそれを誇りに思うわけではないが、要するに自分たちの国から地理的文化的に遠く離れているために生じるギャップや、
おもてなしなど日本独特の気遣い、そういったことも観光資源に
なり得るのでは、と思う。
 (つづく)


日本もいいですが、スイスはやはり観光大国です……最新記事はこちら↓
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※写真はドイツ・デュッセルドルフの和食レストラン弁慶の、おせち料理です。久々のおせち、おいしかった~!!



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