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あちこちで馬に会い、なんとも絵になる風景が見られます



みなさまへ
 お元気でしょうか。この時期はクリスマスカード制作で忙しい私です。一年をふりかえってずらずら文章を書くのですが、ある年からは文面をぜんぶ同じにして印刷し、あとは一人ひとりに添え書きというスタイルになりました。となると友人知人全員に共通の話題をさがすのが大変で、しかも言葉遣いに細心の注意を払い・・・さらに私のIT技術向上と共に(実際は夫に教えてもらいながら)パワーポイントを駆使して写真入りのカードを作るまでになりました。
 一年の間に撮りためた写真を選ぶのは楽しく、またレイアウトなど凝っているといくら時間があっても足りず。私ってデザイナーをやるべきだったかしらと思うほど熱中します。まあ、ただの自己満足なんですが。

 とはいえ、子どもの写真ばかりだと受け取るほうは閉口だろうなあと、写真のセレクトにもかなり慎重になりました。今年は仕事の関係で、人物像のない風景写真が多くあるので、ボツにしていたお気に入り写真をここぞとばかりに使用しました。
 しかし、クリスマスカードにも採用されず、それでもやっぱりみなさまにお見せしたいという写真を、今ここに載せたいと思います。写真は私の住む町の広大な丘、よくウォーキングに行くところです。この日は夕焼け撮影が目的で、薄暗くなってから行きました。この色合いがなんともいえないので、こうして大きいサイズで再現できるのはブログしかない!と思いまして。
 
 この丘のウォーキングコースについて、「たびねす」の記事にくわしく書きましたので、お読みいただけると嬉しいです! いや~住めば都とはよく言ったもので、ウォーキングのたびに、私は本当にいいところに住んでいるなあと思ってしまうのでした。 


P1080816_convert_20141208165839.jpg


↑このひいらぎの写真も、クリスマスカードにいいかなと思って撮ったのですが、印刷してみると何がなんだかぜんぜんわかりませんでした・・・がっかり。これだけ大きくしないとダメなんですね・・・。
 どなたかこの画像、使えそうでしたら使ってみてください!?

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COMMENTS

No title

>その意味で、記録が詳細に続く箇所もあり、育児を余り経験していない者にとっては、その意義を感じられないとこともありました。

ありがとうございます。具体的にどのあたりか教えていただけると嬉しいです。メールでも結構です。よろしくお願いいたします。

本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします!
平川郁世

No title

>春香の中でいちばん理解できるのは日本語、その七割あたりにドイツ語とイタリア語が、今ちょうど同じくらい、とは本人の弁。

現在ですが、やはりドイツ語がいちばん自由に表現できていると思います。すらすらと本が読めるのもドイツ語です。ただ、私がいつも会話に付き合ってやっているので、「ママと話す時がいちばんよくわかるし、自分の言うこともよくわかってもらえる」と言います。これに関しては、またあらためて1本記事が書けそうなテーマです・・・。

No title

>イタリア人にとってスイス人は、どうひっくり返ってもかなわない、優秀な国民ということになっているのだ、サッカーや料理を除いて。

このくだりに関しては、少々訂正が必要になりそうです。前から感じていたのですが、(スイス人に対して、に限らず)イタリア人は何かの折りにとてつもないプライドを見せることがあります。心のどこかで常に「ローマ帝国時代から今まで、世界中のどの国民にも負けない」と信じているようなふしが・・・と同時に、最近の政治混乱から、そのプライドもかなり揺らいできているのを感じるのです(その点は日本も同じですね・・・)。

『春香だより』を読んで 10(ファイナル)

平川さん

『春香だより』拝読しました。

<悪いけど私は、日本の離乳食の本を参考に今までやってきたんであって、イタリア式にする気はこれっぽっちもない。どうせ私たちは日本にもイタリアにも住んでいないのだし、イタリア式に何かするならそれは夫の仕事であって、私は日本式を通すだけなのに。>
P337

離乳食も日伊で大きな差異があるのですね。平川さんがアイデンティティにこだわるのがわかる気がします。

<挨拶がしたかったと春香は残念がっていたし、私はそれほどでないにしろ、ずっと入院していた者同士、それなりに仲良くしていたつもりだったのに。忽然と姿を消すなんて、私の思いは複雑だった。>
P341

挨拶はしてほしい。こういうことは世界共通と思うのですが。

<様々な人種を受け入れている、というよりは拒否することを怠っているローマでは、街を歩いていても常に安全に気を配っていた。>
P344

紀元前からローマは国際的社会でしたね。

<「ふっくらご飯」を食べる日本人にイタリアのリゾットは受け付けられない(少なくとも私は大嫌い)。サン・カミッロ病院のリゾットは、どう考えても芯の強さが度を越えていた。>
P355

<しかし日本人は、米料理に対し点が辛くなってしまうのである。>
P355

日本の米料理はおいしいですね。これから毎食、感謝の念をもっていただこうと思います。

<唯一、母だけが言及してくれた。色々あれど、やはり実の母というものはかけがえのない存在なのだと、その時は思った。>
P376

やはり 実のお母さん。
先日お会いした郁世さんのお母さんはすてきな方ですね。

<小児科の診察で、医師が私と英語で話した後、春香に話しかけるとなるとドイツ語になる。二人のスイスドイツ語による会話が始まる・・・我が子が他人になる瞬間である。>
P406

映画のシーンになるような情景です。

<春香の中でいちばん理解できるのは日本語、その七割あたりにドイツ語とイタリア語が、今ちょうど同じくらい、とは本人の弁。>
P407

そうなりましたか。

<語学は深くなければ意味がないし、役に立たない。それはわかっているのだが、この「とにかく三つ話せる」という事実は、七歳の春香のプライドとなっているようなのだ。心の支えといってもいい。>
P408

春香さんのこれからの言語状況がどうなるか、興味深いです。

<「おいしいもの、かわいいものがいっぱいある」日本が今も大好き。いちばん好きな国は日本、次にイタリア、その次がスイスだそう。「日本人の顔してるから」日本に住みたいとよく言っている。>
P409

日本人としてうれしく思います。

<育児のきれいごと、幸せな部分ばかり書いていてはいけないと思い、あえて悲惨なこと、恥ずかしいことも正確に書くよう努めてきたつもりです。>
P421

その通りですね。正確に書かれています。

<妊娠した時は、もう書けないとあきらめていたお母さんですが、あなたが生まれてきてくれたことで、再び書く意欲が戻ってきたのです。本当に、どうもありがとう。>
P422

すばらしい母子です。

<春ちゃんの成長を色々な角度からとらえ、それぞれのテーマを深く掘り下げて書いていて、・・・大きくなった春ちゃんのために、出来るだけ詳細に記録を残したいという強い母の思いが伝わってくる。>
P425

<郁世さんはネガティブなことや、自分の弱いところ、辛かったこともちゃんと書き、その中できちんと自分の気持ちと向き合っている。>
P425

キーガン倫子さんのコメントは私もまったく同感です。

*******
『春香だより』を読み終えて、表紙に書いてあるように、本当に詳細な育児記録だと思います。平川家だけでなく、多くの家族、人々にとって貴重なドキュメンタリーです。喜怒哀楽が活き活きと描かれています。

わたしは、育児記録とともに、春香ちゃんの行動に対する郁世さんの思い・分析が語られている箇所がおもしろいと感じました。郁世さん個人の意見から一般的な結論を導いている箇所は特に興味深いです。それが正しいか否かにかかわりなく。正しいか否かは読んだ人が判断すればいいのですから。

その意味で、記録が詳細に続く箇所もあり、育児を余り経験していない者にとっては、その意義を感じられないとこともありました。

郁世さんはおもしろいエピソードをたくさん持っておられると思いますので、育児記録と並んで、そのようなエピソードをもっともっと挟んでほしかったです。

よみやすく、わかりやすい名文です。

これから書かれるエッセイ、著書に期待しております。

ありがとうございます。

村上 好

『春香だより』を読んで 9

平川さん

「春香手術」の章は、読み応えがあり、圧巻です。

<もしも、手術がうまくいかなかったら、もしも全身麻酔のまま目を醒ましてくれなかったら。もしも、春香が今、ここで死んでしまったら。私の人生は、もはや何の意味もなくなってしまう。それほど私というものは、くだらない、価値のない、生きていても意味のない人間だった。春香の存在だけが、ただそれだけが尊くて、自分というものの卑劣さ、無力さ、無知、怠惰、残酷、軽薄・・・・・、どれだけ並べてもまだ足りないくらい、自分を責めた。
 たった一つ、こんな私が人生の中でなしとげた意義あること―――それは春香を産んだことではなかったか。>
P313

母として、人間としての平川さんの心情にうたれます。

<イタリアの医療は悪い評判しか聞かない。夫のホームドクターなど、右足が悪いのに左足を診て「大丈夫」と言うような医者である。ちょっとやそっとのことでは、連れていきたくなかったのである。>
P318

イタリアの医療事情をまったく知らない人間にはショックです。イタリア旅行の際は病気になってはいけない。

<あの時もし近くに義父母がいなければ、医者に連れていけとうるさく言われていなければ、春香の高熱と腹痛が続く中、私はとっくに医者に連れていっていたと思う。>
P321

<とにかく私は依怙地になっていて、状況を冷静に判断することがあの時はまったくできない状態だった。>
P321

家族関係はどこでも大変です。

<日本の病院だったら絶対に助かっただろうと思われるのに、どうしてイタリアではこうも簡単に人が死ぬのだろう。>
P324

最近の日本の病院は更にレベルが上がっています。

<さっきの看護士が来て言った。「どうだった? ああ、やっぱり盲腸か、うん」・・・さっきは、盲腸なわけがないと言ったくせに。
「ほらね、たまには俺たちの方がスイス人より優秀だったりするんだ」。イタリア人にとってスイス人は、どうひっくり返ってもかなわない、優秀な国民ということになっているのだ、サッカーや料理を除いて。>
P326

<いつも「イタリア! いいなあー」って言われます。私はつい「それは、住んだことがないから!」と言ってしまうのよ・・・。観光には、あんなに楽しいところはないけどね。住んで、仕事なんかしちゃったら、もう大変です。>
P326

<医師や看護婦数人から複数の異なった意見を聞き、私は考え込んだ。ここ数日でこうなったと言う人、一週間前から盲腸は壊れていたと言う人、お腹の風邪とはまったく関係ないと言う人、逆にお腹の風邪が原因で盲腸になったと言う人・・・。>
P330

イタリアの本当の姿に触れた気がします。

村上 好

No title

村上さま
 ご無沙汰してすみません。いつもありがとうございます!!
 「春香語録」は本当に懐かしいです。昨夜も寝言を言っていました。時々近寄って理解しようとするのですが、はっきりしないことも多いです。日本語かドイツ語、でもイタリア語のこともあります。
 最近また言語のことで悩んでいます・・・近いうちに書けたらいいのですが。とにかくこのクリスマスカードを早く片付けたいです。あと少しです。
 また連絡させていただきますね!どうかお元気で。

No title

くりさんへ
 あっ、くりさん。お読みいただきありがとう!!そうなのよ、この記事に関しては、仲間に話そうかどうしようか迷ったけど、ためらっているうちにどんどん日がたってしまいました。きっとニヤニヤしながら読んでたことでしょう!?
 あのレストランはね、バーゼルのレストランガイドで見つけた時はびっくり。何度か前を通ってはいたけど、いつも閉まってたんだよね・・・!写真撮影のためだけに開いてる時間に行ったけど、忙しくて食べずにとんぼ帰り!一度は私も食べたいわ。今度ウォーキング仲間で集まってあそこでランチという企画はどう!?食べたあとで消化するためにまた歩いて帰るの!

『春香だより』をよんで 8

平川さん

馬が草をはむ写真、見事ですね。

『春香だより』読んでいます。

<「もうすぐお父さん、帰ってくるよ」「なんで、かえってくるの?」「・・・そんな、帰ってこなかったら、困るじゃない! お父さんはここに一緒に住んでるんだから!」
 友人曰く、「お父さんは春香を愛しているから、帰ってくるのよ」と答えればいいとのこと。>P258

帰ってこなかったら困ります。

<「なんで、あおいの?」・・・私は考えた末、「この人、きっと青が好きなんだよ」と答えた。すると春香は納得した。>P258

青が好きなんでしょうね。

<寝ながら「えへへ」「あはは!」とよく笑っていた。そんな笑い声が聞かれた夜は、私も安心して眠ることができた。>P265

寝言で笑う。安心しますね。

<一分後、戻ってきて「うさぎちゃん、なかなかった?」「うん、泣かなかったよ」「よかった。いつもは、なくの」>P266

子どもには子供の世界ができているんですね。

<「え?ミッフィーちゃんのパパはもう結婚してるんだよ、ミッフィーちゃんのママと」「ママは、いないの」「え? どこ行っちゃったの?」「ママは、おかいものにいっちゃったの」
 この、現実と空想が交差する世界。それを大真面目というのではなく、ごく自然に演じる。>P267

現実と空想が交差する。なるほど。

<やはりバーゼルの多言語環境は、子供のドイツ語習得を妨げるのではないだろうか。英・伊語ともによく通じるため、私自身、いつまでたってもドイツ語を覚えないのである。寛大なように見えるマルチリンガル社会だが、実は足かせになっていないだろうか。>P278

大変な言語環境ですね。

<気持ちはわかるが、これ以上、新しい言葉を覚えてどうするというのか! 頼むから、今はドイツ語習得に専念してほしい。>P284

この先どうなるんでしょうか。

<春香が日本語で何か言うと、ノンナ達はもう「自分たちに向かって話していない」と解釈するようになってしまった。・・・
 それに私が皆とイタリア語で話していると、春香は退屈して、ますます私に日本語で話しかけてくる。私は窮地に立たされた。>P286

言語は家族関係に深くかかわっているのですね。日本人だけの社会にいるとわからないことです。

村上 好

No title

この時期、何かと忙しいですね。季節のご挨拶、日本では年賀状でしょうけど、ここではクリスマスカードですね。私も最近は、クリスマスカード作成にいそしんでいます。ここ数年切り絵もどきのスタイルで頑張っているのですが、毎年アイデアに苦しむところで今必死になってます~。
ところで、「たびねす」拝見させていただきました~。まさに私達が歩いているところですね!日本では考えられなかった自然あふれる生活に、私も順応、満喫しております!レストランは行ったことがないので、是非今度訪れてみたいです。
スイス、本当にいいところですよねっ!

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